一般社団法人日本POPサミット協会会長 安達昌人
明けましておめでとうございます。
会員の皆様には、良いお年をお迎えのこことお喜び申し上げます。
一般社団法人日本POPサミット協会は、本年8月1日をもって第8期を迎えることになります。これも、会員皆様のご尽力のお陰と感謝申し上げます。
昨年も、ホームページ等のPR効果により、各界の研修・制作事業などの実績を高めることができました。特に「サミットin奈良」の全国大会において著しい成果を見たことは、大きな喜びとするところです。
本年も、続いて事業活動の活発化を図るとともに、「サミット」の開催等を計画しておりますので、会員皆様の積極的なご協力を仰ぐ次第です。
さて、「自惚れ(うぬぼれ)」と言えば人間の欠点のように考えられますが、自負心は大いに持つべきもの、と考えます。自分の仕事や能力に自信と誇りを持つことは重要です。さらに、競争心も人間にとって大切な要素だと言えます。自分の力を信じ、誰にも負けないという競争心・闘争心が、人間の進歩に大きく関わって来たのではないでしょうか。
ところで「阿Q正伝」で著名な中国の作家「魯迅」の小説集「古事新編」の中で、もっとも人気の高い「鋳剣」は、暴君を打倒し、亡き父の復讐を果たすために、青衣をまとい、青剣を背負い、城内に向かってひた走る少年「眉間尺」の物語。その文中に、「汝、汝(な)が剣が良く切れんと広言を吐くか、汝が剣が切れなば、我が剣もまた良く切れん」といった歯切れの良い名セリフがあります。眉間尺の持つ剣は、父が精魂尽して創り上げた青い光を放つ、世に二つとない名剣です。
私達POP広告クリエイターにとって重要なことは、想像力・技術力・開発力ですが、加えて自分がこれまでに築き上げてきたスキルや仕事に対する誇り、自負、プライドの矜持(きょうじ)が肝心だと考えます。
私達の協会は、流通業ばかりでなくあらゆる分野の現場で活躍する団体ですが、常に業界トップの誇りと自負心と闘争心を持って挑戦したいと望みます。
今後は、さらにいっそうの協会の躍進を目指し、新しい年を迎えて着実に歩んで行きたいと存じますので、どうぞ会員皆様のご賛同とご協力をよろしくお願い申し上げる次第です。